暑いですね。
昨日も言いましたね。でも今日も暑いですね。この暑さはいつまで続くんでしょうか。
いつまで続くのかと言えばこの「まさかシリーズ」がまさかこんなに続くとは私も思っていませんでした。できれば今日で最後にしたいと思いつつスタートです!
最初にポコ(実家チワワ)が糖尿病だと気付いた理由は太っていたのに急に痩せたことの他に目が白くなってしまったということもありました。糖尿病が進むと合併症で白内障になることがあるのですが気付いた時にはまだ片方で見えない素振りもしないので一緒に暮らしていた家族は気付きにくかったかもしれません。
ポコ大丈夫だもん最初に病院で診てもらった時白い方は光だけ感じてる状態ではないかと言うことでした。でももう片方は黒くてよく見えているようでしたしインスリンが効いて元気になってからは階段も昇り降りしていましたのでこのまま片方を大事にしていこう、そのためには目に良いサプリメントや目薬を試そうなんて楽天的に考えていました。
が、しかし、前回書いた低血糖です。低血糖の後は蜂蜜などを与えるのでどうしても血糖値が高くなるのだと思いますが、そういう不安定な時期が続いたからか見えていた方も白っぽくなって行きました。
糖尿病由来の白内障が老人性白内障と違う所は進行が早いということで、本当に日に日に見えなくなっているのがわかりました。見えにくくても家の中はだいたい場所がわかるようでトイレも失敗しないし階段も昇り降りしていました。でも散歩ではほとんど歩かなくなり庭に出してもじっとしてるようにもなっていました。
それでもデッキに出すと太陽や風を感じているようでこのまま穏やかに暮らして行ければいいのかなと思ったりもしていました。
つぶ「ポコ、何を見てるの?」ポコ「よく見えないけど風が気持ちいいの」
ポコ「お日様気持ちいいな」テン「ポコなんだか変ね」この時ポコは7歳でチワワの7歳はまだまだ若いと思い最初から手術も考えていましたが糖尿病は感染症が怖いこととポコの性格からたぶん手術は無理ではないかとかかりつけの先生から言われていました。かかりつけの病院には眼科はありませんが白内障を手術する病院のHPなど見ても誰にでも触らせることが条件になっていましたので手術は諦めてはいました。
なぜなら実はポコは私以外に何かされるのを極端に嫌がって噛みます。なのでインスリンの注射も出来る人が私しかいないというのもうちで引き取った大きな理由です。病院ではさらに大声で悲鳴をあげたりするので実家の方の病院ではあまりきちんと診てもらえなかったようですがこちらの先生やスタッフの方は嫌な顔しないで治療に当たって下さるので救われています。
ただ進行は想像以上に早くてあっという間に階段は降りられなくなり椅子や扉にぶつかるようになりました。毎朝起きると手探りで階段を探して上手に上っていましたがある日廊下の空(くう)を上ろうとして不思議そうに上を向いている姿を見た時は胸が痛みました。でもそんな中でもポコはおもちゃ箱から好きなぬいぐるみを出して遊んだりして落込むことはなかったです。本当に明るく強い犬です。
全く見えなくなる前にと実家にも一度連れて行きました。
ポコ「ふふ、おとーしゃんとおかーしゃんのニオイがする」あと困ったことはつぶ(ダルメシアン)を怖がるようになったことでした。気配が怖いようで側にいると吠えまくるようになってしまいました。
ポコ「あっち行って!」つぶ「ポコあたしのこと忘れちゃったのかしら?」毎日吠えられてもつぶはひたすら耐えてくれました。本当に心優しいつぶに感謝です。
そんな日々の中、先生ともう一度手術のことを話しました。まだ若いし片方だけでも見えるようにしてあげたいと言うとダメかもしれないけど2軒紹介できる病院があると言われました。ひとつは都内で白内障専門の病院、もうひとつは静岡県にある眼科のある総合病院でした。夫と話し合ってダメでも連れて行って診てもらうだけ診てもらおうということになり糖尿病のケアもしてもらえることも考えて静岡の病院に予約の電話をしたのが5月2日、実際に病院に行ったのが5月6日のことでした。
ふぅ…長いですね。読むの疲れていませんか?私は書くのに疲れました。
実は今日先に「まさかの連続更新」というタイトルを思いついてしまったのでがんばりました。しかしまさかこんな長編になるとは。次回、最終回です。ポコの明るい未来はすぐそこです。
ではまた!
<おまけ>物思いにふけるテン(チワワ)
犬も生きてるといろいろあるのよね